「経営革新応援セミナー」
2008.02.21 京都パルスプラザ
本日は、京都バルスプラザで京都商工会議所、京都経営品質協議会主催で「経営革新応援セミナー」「経営品質入門オープンセミナー」が開催され、受講いたしました。
まず最初にジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社(以下J&J) 最高顧問 松本晃様より、75期連続増収、24期連続増益、20年間の平均成長率18.9%、好感度の高い会社で連続6年一位という素晴らしい業績を上げられておられるその「成功のポイント」をお聞きしました。また、J&J様は世界でもっとも危機管理が優れている会社と言われています。
J&J様が何故、このような企業になることができたのでしょうか?それは「クレド」にあります。「Our Credo is Evrything」と表現されていました。
「クレド」は4つの章で構成されています。
1)顧客に対する責任
2)社員に対する責任
3)地域社会に対する責任
4)株主に対する責任
株主満足が第一位ではなく、顧客満足が第一位という企業姿勢がこの「クレド」に綴ってあります。また、何か事を起こす時、何か事が起こった時は「Back to our Credo」というキーフレーズで、「クレド」を回帰点として、そこから発想して行く、というスタイルが徹底されています。
この「クレド」こそが75期連続増収、年間売上7.2兆円の巨大企業を作ったと言えます。
この「クレド」は65年前に作られました。企業が提供する商品やサービスは時代と共に変わっても、企業姿勢は不変でなければならない、という事と思います。
続いて、伊那食品工業株式会社 代表取締役会長の塚越寛様より「人を幸せにする経営」について、お話しを戴きました。DOITのDVDやご著書「いい会社をつくりましょう」を拝見して、一度直接お話しを伺いたかったので、とても嬉しく思いました。
社是は「いい会社をつくりましょう」です。「いい会社」とは経営上の数字が良いだけでなく、会社をとりまく全ての人が「いい会社だね」と言って下さる会社だそうです。その会社では全ての人々が「ハッピー」になります。
「ハッピー」であるために「急成長」を戒められています。「急成長」は会社や人に無理を掛け、その結果、倒産や解雇、退職といった「アンハッピー」な状況を生み出す可能性があるからです。特に「中小企業」は無理をしがちなため、そういう場面に遭遇しやすいと言われました。確かに無理をした結果による倒産は多いですね。
そこで塚越様は「永続」する「成長率」がのぞましい、と言われています。自分が社長になったから「上場させよう」、稼いだら「設備投資」をして更なる増収増益を!という考え方を否定はされていませんが、塚越様自身はそのような考えは持たれておられません。自分の代よりも後の代でもずっと会社が成長して行けば上場する機会もやってくる。稼いだら「設備投資」ではなく、従業員の待遇が良くなることを一生懸命考える。それによって絶対に経営品質が高まる。これが塚越様の考え方です。
この考えは二宮尊徳さんの教えから学ばれました。以下がその教えです。
遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠くをはかる者は百年のために杉苗を植う
まして春まきて秋実る物においてをや
ゆえに富有なり
近くをはかる者は春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ目につく
故に貧窮す
お金を稼ぎたかったら、未来に向けて投資をしなさい。回収を急ぐと結局儲かりませんよ、という教えです。
最後に塚越様が言われた「学ぶ」とはどういうことか?という問いかけに心が震えました。学ぶとは「道を知ること」です。いろいろなベンチマークを重ねていますが、まだまだ学べていません。反省です。
<追記>
会場で沖縄教育出版の川畑様と久しぶりにお会いすることができました。ついてる、ついてるです。
「バグジー勉強会」
2008.02.20 弊社にて

3月初旬に関西APRA(アジア太平洋ルネッサンス協会関西地区)のメンバーと従業員満足そして顧客満足の結果としての業績向上を果たされている北九州の美容室「バグジー」様にベンチマーキングに出かけます。
そこで、「バグジー」の久保様と非常に懇意にされ、美容室コンサルタントとして著名なシーケン社の谷口さんと以前に訪問し、また何度かお話しを伺ったことがある私とが講師となって、DOITのビデオ2巻の上映会と質疑応答による勉強会を行いました。
ホスピタリティ溢れる企業ベンチマーキング先としてリッツ・カールトン様、ネッツトヨタ南国様は超有名ですが、バグジー様も負けず劣らず素晴らしいです。
前回訪問時(2004年)はバグジーの姉妹店「空海風花」店長 濱名稔様がなかなか集客できずに悩まれておられました。

空海風化外観
ところがDOITvol.88(2006年)では濱名稔様が素晴らしいリーダーシップでスタッフのモチベーションを高め、お客様に大満足を提供されている姿が見受けられました。とても嬉しく思いました。今回のベンチマーキングでその一番の成功要因を聞くことができれば・・・と期待しております。


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