2008年10月APRA国際交流会① 株式会社感動マーケティング,従業員満足,顧客満足,業績向上,感動経営,

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APRA恒例行事
「第13回APRA国際交流会 in 中部①」

■2008.10.29 関西空港~岐阜県岐阜市

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昨年のAPRA第12回国際区流会は10月20日~24日に日本メンバーが台湾を訪問して開催されましたが、今年は台湾メンバーが訪日し、10月29日より11月2日まで岐阜~高山~松本の感動企業と観光地の訪問及び国際大会の開催を行いました。

台湾から40名、日本からも40名の参加という大きな交流会となりました。

11時55分 BR2132便で関西空港へ降り立ったメンバーと一年ぶりの再開。ハグと握手で再開を祝い、まだ多少の堅さはありますが、古くからの友人を迎えたように笑顔、笑顔、笑顔です。

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関西空港で「はい!チーズ!」


記念撮影の後は一路「岐阜」へ移動し、岐阜グランドホテルで開催される「感動講演会:学校経営も企業経営も目指すものは同じ」を拝聴しました。講演者は岐阜教育事務所 教育支援課 課長 西原 朗様 です。

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西原課長の前職は羽島市立正木小学校校長でした。校長時代に教師と生徒、生徒の親御さん、地域の方々と作られた数々の心温まる「改革」エピソードを60分という短い時間にぎゅっと詰め込んで語っていただきました。淡々と語られる口調の中にも子供達への深い愛を感じ、同時通訳で聞かれている台湾メンバーの中にはそっと涙をぬぐう方もいらっしゃいました。

当日の臥龍の感想を以下に抜粋して引用します。

●西原朗先生の感動講話

西原先生、本当に素晴らしい講話、ありがとうございました。特に、臥龍の魂に響いた言葉は以下の通りです。

■「目標はその日その日を支配する」

これは説明はいらないですね。臥龍流にいえば、「天命はその日その日の行動を支配している」でしょうか?

■「期末には卒業式と学年解散式」

なるほど、「節目の感動」が次のステップへのエネルギーになるのだ、と思いました。臥龍は、感動企業実現を支援する「SWATチーム」にこれは置き換えようと思いました。依頼企業への支援が決まれば、(2年という支援期限を決めての)「決団式」を行い、2年目には「解団式」を行うのです。これは早速やります。

■「学年力を学校力へ、その為には学年主任は学年の校長、副主任は学年の教頭という意識と権限を与える」

これも、「部門力を企業力へ、その為には部門長は部門の社長、副部長は部門の副社長という意識と権限を与える」と置き換えれば、そのものズバリですね。

■「リーダーとはリダイヤルし続けること、リダイヤルボタンをためらわずに押せること」

リーダーは、同じことを繰り返し語ることに信念を持たねばならない。

■「一学一践一習一力」

西原先生が、臥龍のメルマガから得た一番の気づきとして上げていただいた言葉です。同じ話を聞いても、“ああ良かった”で終わる人と、一つでも実践し、それを習慣にする人では、2~3年後には大きな差が生まれます。

■「現在あるものをよしとしない、去年と同じは後退だ」

臥龍は、「不易流行のメリハリ」と呼びます。変えてはいけないことと、思い切って変えることのメリハリが大事です。コンサルティングも同様ですね。その企業の施策を、思い切って「不易流行」させることが、その役割ですね。

■「見えるところが変わると意欲が湧く」

正木小学校の場合は、「トイレ」から変えたそうです。

■「本物・一流から本気モードを注入」

子供の感性は鋭いものです。もしかすると大人以上に、「本物・一流」を理解するかもしれません。

■「人に能力はある、能力を引き出さないマネージャーが問題」

■「本物・一流にどれだけ出会えたかで人生が変わる、その出会いをコーディネートするのが大人の役割」

中小企業においても同様です。

「本物・一流にどれだけ出会えたかで従業員の人生は変わる、その出会いをコーディネートするのがAPRAの役割」

■「わくわくさせるリーダーに人はついていく」

■「感動が大きいほど未来に輝く」

■「大人扱いするから大人になる」

今年の4月25日に、臥龍は正木小学校の5・6年生の「志授業」をいたしました。それを見ていた西原先生の感想です。

「臥龍さんは、子供たちを子供扱いしないですね。

臥龍さんは言われました。

「“子供たちを子供扱いするから、子供たちは子供を演じる。大人扱いするから大人になる。社長扱いするから社長になる。皆、人生経営の社長だから”」

臥龍は思いました。

「一人ひとりの従業員を会社の顔扱いすれば、会社の顔になってくれるのではないでしょうか」

なお、隣りに座っていたAPRA-JAPANの猪股会長と、APRA会員は、地元小学校で「志授業」をするのを目標にするべきですねと話合いました。そのモデル創りとして、岩田雄治さま、井上武さま、岐阜をよろしくお願いいたしますね。臥龍も喜んで参ります。

講演後、APRA国際交流会が岐阜で開催されるということで、岐阜市長の細江茂光様が多忙な中、応援に駆けつけていただきました。ありがとうございます。

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西原課長の講演の後は、中部APRA代表の井上武様が率いられるラブリークィーン株式会社の皆様が中心になって、企画・準備をしていただきました「歓迎PARTY」です。全員が「加納天満宮」のはっぴを着て、楽しみました。

KRHグループのオーナーであり、西川流師範の青山るみ様の踊りとお仲間の演歌によって、日台APRAメンバーが一体になれたように思います。

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青山るみさんは日本の伝統芸能を広めるため、国内外にて積極的にボランティア活動を行っていらっしゃいます。2008年には、モロッコ、チェニジア、カンボジア、スリランカなどで公演をされ、平成13年より老人ホーム等の慰問を開始され、10年間で500ヶ所の慰問を目標とされています。このような素晴らしい方と知り合えて本当に素晴らしいです。青山さんのご家族の活動内容はコチラ
LinkIcon青山さんのご家族の活動内容はコチラ


■2008.10.30 感動経営企業見学~昼神温泉

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金華山山頂の岐阜城を遠景として出発前に記念撮影


●感動経営企業見学 第一弾 LFC物流株式会社様
LFC物流株式会社様はコチラ

10月30日は感動経営企業見学の後、昼神温泉へ投宿というスケジュールでした。
第一弾はLFC物流様です。LFC物流様は中部APRA代表の井上武様が経営される株式会社ラブリークィーン様の物流センターとして2003年6月に設立されました。敷地面積:6,677㎡(2,019坪)、延床面積 :11,760㎡(3,564坪)という広大なセンターです。

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従業員の方総出でお迎えいただきました。

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朝礼に参加し、Happy体操で朝からHappy気分に!

当日の臥龍の感想を以下に抜粋して引用します。

80人の従業員の皆さまが、旗を振ってバスを迎えていただき、まずそれに圧倒されました。でも、改めて「第一印象が大事」と痛感いたしました。LFC物流の責任者である加藤正吉常務の指揮の元、素晴らしい受け入れ準備をしていただきありがとうございました。

環境整備や見える化、あるいはサンクスカードなどの取り組みは以前から優秀レベルでしたが、今回、臥龍が使えるなと思ったのは、「携帯メールでの業務提案」です。実は、このメルマガのネタの多くも、日常の中でピンときたことを、「即刻、携帯メールでPCに送ったもの」です。

ついでにいえば、臥龍は企業見学したときのメモ、講演・セミナーを聞いたときのメモも「携帯」です。紙には書きません。読み返す時間、転記する時間、PC入力する時間がないからです。

仕事していて、“あれ、これおかしいなあ”と感じた瞬間に、パッとメモって送信する。それをまとめて討議する。これは生きた情報収集ができていいなあと思いました。



●感動経営企業見学 第二弾 ラブリークィーン株式会社様
ラブリークィーン株式会社様はコチラ

続いて、岐阜市内のラブリークィーン株式会社様に移動。熱烈な歓迎を受けました。ラブリークィーン様はレディース・ファッションのメーカーさんです。フォーマル・ウェア、ミセス・ファッション、アクセサリーなどを全国の百貨店、イオンやヨーカー堂のようなGMS及び自社直営店、ネットショップなど600店舗で販売されています。

経営理念は以下の通り。

私たちは、お客様の立場から
美しいファッションを見つめ
夢と生きがいのある人間集団をめざし
ともに創意工夫し、目標に向かって挑戦し
高能率・高収益・高賃金企業を目指します。

ミッションは以下の通り。

ラブリークィーンは愛と感動で
女性を美しくする集団です。

愛 とは相手に関心を持つ事
感動 とは相手の期待を上回ることを実行する事

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台湾企業との兄弟縁組みプレートなど今までのラブリークィーン様と台湾APRAとの永年の関係を現す記念品の数々

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お忙しい中、「リッツ・カールトン20の秘密」の著者であり、井上武様の奥様でもいらっしゃる井上富紀子様にもご挨拶いただきました。


当日の臥龍の感想を以下に抜粋して引用します。

LFC物流もラブリークィーンも臥龍の顧問先ですが、「行く都度」に進化・変化する姿は、前日に西原先生が講話の中で述べられた「現在あるものをよしとしない、去年と同じは後退だ」に通じますね。

今回、井上武社長の方で、従業員にも「APRA」を分かりやすく説明するPPTを作成していただいていましたが、これが実にいいのです。初めて聞くひとへの「入門書」としては最適だと思いました。一部ご紹介してみます。

(ここから)

★APRAとは、

1.APRAは「志ある会社」の育成を通じて、「志のある人」を育てます。

2.「感動企業」を実現してゆきます。

3.APRAは「感動企業」の「異業種交流会」です。

★「志のある会社」とは、「正しい企業理念」を持ち、「目標を明確にしている会社」です。

★「感動企業」とは、

1.従業員の心を動かす経営者がいることです。

2.従業員がお客様を第一に考えていることです。

3.企業業績が上向きで、それがお客様によって支えられていることです。

4.経営者感動→従業員感動→お客様感動→業績感動→社会感動の善循環を持っていることです。

★「感動企業」になる第一歩は、トップがワクワク感動した生き方をすることであり、ゴールは高い人間性に至ることです。

(ここまで)

“う~ん、このままAPRAのホームページに使いたいなあ”と思ってしまいました。

APRA事務局の皆さま、初めてAPRAのホームページを訪れた方への「第一印象をインパクトかつわかりやすいものにする」材料として、是非、吟味ください。

感動企業の多くで、役員が講師となっての「早朝勉強会」が開催されています。ラブリークィーンさんも例外ではありません。

「早朝勉強会で教祖・幹部の信仰心が高まる」(臥龍)

早朝勉強会のテーマは、経営理念や基本方針の浸透です。ラブリークィーンの規模になると、従業員が何班にも分かれるので、役員は何度も同じことを語らねばなりません。これがいいのです。

「教祖・幹部のビジネス信仰心は、布教した回数に比例する」(臥龍)

そういう意味では、早朝勉強会は、キリスト教の日曜教会のようなものです。早朝勉強会は、従業員のためでもありますが、社長・役員のためでもあるのです。臥龍でいえば、「人本主義」「感動経営」を世界一多くの回数、熱く語っていることは間違いないでしょうね。

最後に、井上社長の締めの言葉をご紹介します。

「業績はけっしてよくないですが、社長も社員も明るい会社です」

これは重要です。

「あなたの会社だけが苦しいのであれば、嘆きの材料です。しかし、同業他社、皆が苦しいのであれば、発憤の材料です」(臥龍)

ではどこが最後に勝利するのでしょうか?そうです。明るく挑戦する会社が勝利するのです。ラブリークィーンの引き継がれる伝統とは、井上武社長、井上真典常務に続く「明るさ」かもしれません。「昼間の蛍光灯」といわれるくらいに明るくいきましょう。「夜道のサングラス」よりもはるかに良いことです。ラブリークィーンの皆さまの「発憤」を期待します。

顔晴ってください。








●感動経営企業見学 第三弾 鍋屋バイテック会社様
鍋屋バイテック会社様はコチラ

第三弾は関市にある鍋屋バイテック会社様です。夏に行った中部APRAベンチマーキング以来の2度目の訪問です。鍋屋バイテック様は1560年創業の会社で「伝統の鋳物技術」と「先端技術・ハイテク」を兼ね備えた会社で、実に450年の歴史があります。古きと新しき、伝統と先進の両方を融合させながら、時代に応える会社を目指されています。

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企業説明で使用されたパワーポイントにSINCE1560の文字があります。とても格好良いプレゼンテーションです。1560年と言えば、織田信長が桶狭間で勝利した年です。

取締役会長の岡本太一様は鍋屋バイテックの「お客様一人ひとりのご注文にお答えする」物づくりを「寿司バー」コンセプトと例えられます。

お客さまの必要なものを、そのときに、要るだけお出しする。
NBKは、ひとつひとつ丁寧に、手際よく、
腕をふるう寿司職人のように仕事をしたいと、
“ものづくり”に磨きをかけています。
最高の品質をつねに保持する、
1個流し、全数検査の“ものづくり”と、
1個でも、いつでも、どこでもお届けする即納体制。
応えていけるNBKをめざします。

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寿司バーコンセプトは写真のように社内のいたる所で見ることができます。
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取締役社長 金田光夫様

当日の臥龍の感想を以下に抜粋して引用します。

昨年12月24日に放送の「カンブリア宮殿」で、世の中に衝撃を与えた「21世紀の工場」です。今回は社内見学に加え、金田光夫社長さまに貴重な講話もいただきました。感謝です。台湾APRAメンバーには、製造業が多いので、とても参考になったようです。臥龍は、鍋屋バイテック様は二回目でしたが、改めて学んだ点を整理してみます。

■既成概念を疑え!

臥龍は、見学後のご挨拶の中で、松下幸之助翁の「不況の心得」の一節をお話ししました。

「不況また良し。かつてない不況から、かつてない革新が生まれ、かつてない革新から、かつてない飛躍が生まれる」

「不況また良し」とは、なんとも究極のポジティブ思考です。これは別に不況を歓迎している訳ではありません。どうせ来てしまった不況は、「政略レベル」のことですから、個人や一社ではどうしようもありません。どうしようもないことを嘆くのではなく、「できることをやれ」という意味と解します。

Q.不況や苦境においてやれる最も大事なことは何でしょうか?

そうです。「固定概念の打破、発想の転換、革新」です。生産ロットが小さくなれば儲からない。工場生産で即日納品や翌日納品などありえない。部品生産の機械までいちいち自社製作していたらコストに合わない。工場に若い人材(中でも若い女性)は来ない、などなど。これらは「固定概念」です。

■「日本の工場」でないとできないことをやる!

中国をはじめとした新興国の「世界の工場化」は、避けられない「潮流(政略)」です。そして日本の製造業にとっては、苦境です。

「日本のもの造りは、世界の工場ではできないこと。言い換えれば、“日本の工場でないとできないこと”に特化することだ」(臥龍)

これは臥龍の持論です。日本や台湾の製造業でのAPRAメンバーは、その方向で努力中です。それだけに、岡本会長が断行された「寿司バー・コンセプト」に感動されたのです。

「多品種微量生産」、一個からでも生産します。「翌日納品」、二時までの発注は即日出荷します。

これは「世界の工場」にはできません。

「日本の工場でしか出来ないことをやろう!世界の工場でも出来ることをやるから苦しくなる」(臥龍)

日々3000個を600箇所に出荷されている訳ですから、平均納品ロットは5個(!)です。この5個が車なら分かりますが、1円玉よりも小さい「ネジ」ですからね。

■絶えざる革新

金田社長のお言葉、「たくさん作る機械では造りすぎになりますからね」はユニークです。「微量生産」のためには、微量生産に適した機械が必要です。工場内にある機械750台中、自社開発したものが530台です。

「無いと嘆くなら、自分で創れ。愛と感動がないなら、自分で創れ。夢や理想のない社会なら、自分で創れ」(臥龍)

情報システムも既成概念にとらわれていません。日々の3000枚の出荷指図書を、ある程度まとめてから現場指示に回すと出荷が遅くなります。

顧客からの発注依頼は、即現場ディスプレーに映写、現場作業の終了時にもペーパーレスで報告。これは、ペーパーレスというよりもタイムロスのカットですね。

また過去4ヵ月のデータから計算した先行生産により、「言われてから造る」のではなく、「顧客オーダーを予想して先に造る」こともされています。これも「翌日納品」を支える情報力の一部です。また最近は、エコデザインにも注力されています。LCA(環境負荷評価)にもとずく製品設計、則ち、試作、製造から廃棄に至るまでの全過程合計におけるCO2の排出量をミニマムにする製品設計です。

■マイスター制度

マイスター制度で、資格を取れば、一資格当たり月に200円から20000円の手当が付きます。全部で1235資格件数の取得ということは、従業員一人当たり約5件ですね。ちなみに簿記二級や英検二級で3000円だそうです。特に仕事に直結していなくてもOKということです。向学心、脳を鍛えるという点が第一だとすると、対象資格の範囲を狭めない方がよさそうですね。

■「株式市場」って本当に必要?

上記のことは、前回にお伺いした際にも学んだことですが、実は、今回初めて気づき、そして一番感動したことがあります。それが、社名表記の「NBK=鍋屋バイテック会社」です。

もう一度、ホームページを見てみてください。
鍋屋バイテック会社様はコチラ
「鍋屋バイテック会社」でしょう。

Q.何故、「鍋屋バイテック株式会社」ではないのでしょうか?

実は臥龍、「株式」を抜いて表示していることを前回、気づかなかったのです。それくらい「株式会社」と表記するのが当たり前、固定概念でした。

Q.あなたは、「株式会社」と「会社」、どちらの方があなたのポリシーに合っていると思われますか?

少なくとも臥龍は、APRA各社は、(表記には実際しなくても)気持ち的には皆、「会社」だと思います。金田社長は、こうおっしゃいました。

「companyの語源は、“一緒にパンを食べる人”だそうです。それを福沢諭吉は“会社”と訳したそうです」

この言葉を聞いて、臥龍は身が震えるほどの感動を覚えました。

Q.会社は誰のものでしょうか?

臥龍は、共に汗を流し、共にパンを稼ぎ、それを分かち合う仲間のものだと思います。ですから、APRAは「大家族主義 ~お客様を親友のように、同僚を家族のように~」を理念に掲げています。共に汗を流し、共にパンを稼がない「投資家」と分かち合うのは、ポリシーが合わないのです。

真のエンジェルが起業を支援する仕組みができれば、株式市場などいりません。「資金調達があるから新技術を世の中に広め、人類の進歩に役立つのだ」という意見もあるでしょう。しかし、人類は本当に進歩しているでしょうか?100年後、1000年後の「目」からよく見てみることです。

鍋屋の創業は1560年、歴史は450年を超えます。450年の「会社」は1000年を見ています。少なくとも倍の900年は見ています。

臥龍も50歳を超えています。

「50歳を超えた大人は、自分の寿命の倍、100年を見て何を遺すべきかを熟慮すべきである」(臥龍)

Q.「株式市場」って、本当に要るものでしょうか?

固定概念を疑っていいと思います。「不易流行」という言葉があります。たかだか100年未満の経済システムを「不易」と思うのか、1000年を見据えた経済システムや会社のあり方を「不易」と見るべきか、日本の見識が今、問われて
います。もしも「株式市場」がなくてもいいものであれば、人類はなんとも愚かな蜃気楼に振り回されていることになります。これを「悲喜劇」といわずして、何でしょう?

私たちは、会社=大家族、家庭=小家族をしっかりと守り、そして従業員と子供を立派な人間に育てて参りましょう。

「鍋屋バイテック会社」の表記が問い掛けるメッセージに身が震えると共に、臥龍も信念を持って「人本主義経済」をと説いていきたいと思いました。

本当に有り難い一日でした。

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後ろの建物は敷地内にある美術館。美術館の前にはプールもあります。
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更にアスレチック、ラウンジと至れり尽くせりです。


●懇親会と本日の"宿" 昼神温泉 昼神グランドホテル「天心」
昼神グランドホテル「天心」様はコチラ

本日の懇親会と宿泊は中部APRAメンバーでもある今井竜也様が経営される「株式会社昼神グランドホテル天心」です。

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静謐で豊かな湯量の「くつろぎ」の宿です。

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「塩原良と御花泉」による和太鼓演奏。APRAメンバーも参加しました。

当日の臥龍の感想を以下に抜粋して引用します。

二日目の30日の宿泊は、昼神グランドホテル天心でした。当館の代表である今井竜也さんは、2年前に「臥龍本気塾」と「企業進化講座」を受講されました。その後、客室数89室、収容人数404名の中型旅館でありながら、きめ細かなサービスの「感動旅館」を志向されて、奮闘中です。聞くところ、ゲストからのお手紙やリピーター率も倍増ということで、うれしいことです。

台湾APRAメンバーのために、宴会は畳の上の「特設イス席」にしてくれてうれしかったです。また手配していただいた和太鼓縁奏の「塩原良と御花泉」は、超プロフェッショナルでした。

そしてなにより嬉しかったのは、その場で今井さんがAPRAに入会いただけたことです。「APRAファミリー」がまた1名増えました。今井さんは驚かれたと思います。「入会します」と宣言したと同時に、宴会場のAPRAメンバー全員がハグ(抱擁)に駆けつけます。APRAの場合、何かの団体に入会するというのとはニュアンスが違います。「家族になる」ということです。新しい家族を迎える喜びが、無意識に抱擁(ハグ)になって現れるのでしょうね。

今井さんからメールが来ました。

(ここから)

本日はありがとうございました。

皆様の熱気とたくさんのエネルギーをいただきました。久しぶりに熱い人たちの中で自分の体温も上がった感じです。特に60人ハグ大会は初めての経験であり感動いたしました。

また太鼓の塩原さんは皆様に喜んでいただけてよかったです。

台湾の方の感動物語の映像を拝見させていただいて、改めて良くわかりました。変わらなければならないのは社長である自分からだと。「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる」と教えていただいた事を実感で感じた一日でした。

至らぬ事も多かったと思います。また教えていただけたら嬉しく思います。今回の大会のご成功を心よりお祈りいたしております。

ありがとうございました。

平成20年10月31日

昼神グランドホテル天心
今井竜也

(ここまで)

今井さん、ありがとうございました。臥龍が個人的に一番うれしかったのは、チェックアウトのときにいただいた「軍手」でした。朝のランニングから帰ってきた臥龍が、「走っても指先だけは暖かくならないですね」とぽつりと言ったことを心に留めていただいたのですね。この「愛=個別客への関心」を全従業員が持たれたら、感動レベルは一段と上がると思います。

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