「市場調査」
2008.02.14 心斎橋~八幡
ホームセンタームサシ八幡店
本日は、弊社顧問先の新事業開拓のために市場調査に出かけました。
心斎橋大丸地下の福寿園でほうじ茶を戴いた後、心斎橋筋のドラッグストア「マツモトキヨシ」2店舗、「コクミン」2店舗(1店舗は店舗コンセプトが違います)、「ダイコク」1店舗を見学。ドラッグストアという業態で3社3様の売場作りでした。
次に、上新庄に移動して元ダイエーの跡地にオープンした「シーオンプラザ」のスーパー「KOYO」とドラッグストア「キリン堂」を見学。
その後、鳥飼のホームセンター「コーナン」と隣接のスーパー「ラ・ムー」。
続いて、香里園のスーパー「トップワールド」。
最後に八幡のホームセンター「ムサシ」と家電量販「ヤマダ」を訪問。
一日で12店舗回ったわけですが、お店からの来店客様へのアプローチは様々でした。以下にそのアプローチの違いを纏めてみます。
・「価格」の打ち出し方。例えば、安さ感やお得感の打ち出し方に各店の違いがよく出ています。
※安さ感とお得感は混同されがちですが、違うんですよね~。この違いをコントロールできると粗利改善ができますよ。
・「品揃え」「商品ボリューム」による独自性。全体的に幅の広い品揃えを心掛けているお店とその中でもこの部分は地域一番だ!、と特化したカテゴリを作っているお店。
※ドラッグストアのコンビニエンス化が進んでいるようですが、特化した部分があるとそれが差別化になり、口コミの「ポイント」となるのでしょう。
・「リパック」によるオリジナル商品化をしている店としていない店。
※自店で箱入り商品を箱から出して、パックし直したり、オリジナルのセット商品に組み直したりされているお店があります。ヘッダーを可愛い手書きにされており、そのヘッダーを見て歩くだけでも楽しいです。こんなお店は地域ユーザーの声を活かしているように見えますし、商売に熱心さを感じます。
・「パソコンから出力したPOP」「手書きPOPに自分の使用感を書き込んだPOP」「動画を使った情報発信」「チラシ」「自社発行の情報誌」など多様な情報発信の仕方を取っており様々です。「手書きPOP」は最近減っていますが、お店の暖かさを感じます。
※商品名と売価だけをPOPに表記しているお店があります。お客様が知りたいことを提供していません。最寄り品をディスカウントするだけのお店でしたらそれでも良いんでしょうが、お客様の生活改善提案をうたっているお店では拙いですよね。
・「自然な導線を考えた売場(私は売る場という表現が嫌いです。お客様が買って下さった行為が売上になるのですから、お買上場と表現したいのです)作り」の中にボリューム陳列をうまく使って導線を変更させることができているお店。
※思わずマスカラの売り場に導かれ、商品を手を取ったところで従業員さんと目が合ってしまい、恥ずかしかったです。また、このようなお店は売場作りにとかく邪魔になりがちな柱を逆にうまく使っています。
・「メーカー什器による陳列」と「メーカー什器を使いながらもスタッフによる
手が加わった陳列」をしているお店。
※人の手が加わるほど暖かみを感じさせます。商売への熱心さとお客様へ何とか訴えたいという思いが形になっています。
・「スッキリ」としたお買上場と「ごちゃごちゃ」したお買上場。「商品特性」
によってそれらを使い分けたお買上場を作っている店。
※「スッキリ」し過ぎると冷たく感じます。「ごちゃごちゃ」していると逆に買
いにくくなります。うまくそれらを組み合わせると「滞店時間」が長くなります。それによって買上店数が上がり、客単価が向上したりします。
・部門を飛び越えた関連商品や上位グレード商品をうまく絡めている「クロス&アップセリング」が出来ているお買上場と部門という縄張りのために関連商品を探しに難いお買上場。
※お客様は商品を探しているように見えますが、実際は違います。例えばスーパーの肉売場に「牛肉」を買いに来たお客様は、正しくは「今晩のすき焼きに使うお肉」や「明日のお弁当のおかずにするお肉」を買いに行っています。ですから、すき焼き肉の横にすき焼き用のタレが陳列されているお店は「すき焼き肉」という「モノ」を売っているのではなく、「すき焼きは如何ですか?」という「コト」を提案するお買上場を作っていることになります。
・「駐車場への入りやすさ、出やすさ」による差別化。
※右折出場できないお店は事故防止のために仕方がないと思いますが、「右折禁止!」と命ずるのではなくて、「安全にお帰り戴くために、右折禁止にさせて戴いております。ご協力をよろしくお願いいたします。」とお客様の身を案じるように書いて欲しいな、と思いました。
・残念なことに「スタッフの笑顔や挨拶」「レジ対応」など人によるサービスで「素晴らしい!感動レベル」と言えるお店はありませんでした。まぁ、どこもそこそこ止まりということです。ですが、お買上場づくりやPOPなど見えないところでお客様本位なお店がありました。私たちが訪れたのが平日の発注や品出しの忙しい時間帯だったからでしょう。きっと、夕方や土日などお客様が多数来られた時には素敵な接客風景が見られたと思います。
追記
私といしのが仕事を忘れて、一消費者になってついつい買い物を重ねたあるお店があります。さて、どこだと思われますか?
井上日宏先生
「節分祈願」
2008.02.03 東京・深川・玉泉院
2月3日は節分です。節分とは季節の移り変る時、すなわち立春・立夏・立秋・立冬の前日の事ですが、特に立春の前日が節分として知られています。立春を新年と考えれば、節分は大晦日にあたり、邪気を祓い、来る一年の幸せを祈願する「節分祈願会」が各地で開催されます。
そこで、東京・深川・日蓮宗の開山以来、三百有余年の玉泉院「第二十七世」として布教の傍ら、経営者指導と産業カウンセラーをされている井上日宏先生に祈願していただきました。
井上日宏先生は大阪のビルメンテナンスの会社を経営されている株式会社ベルの奥社長にご紹介いただき、弊社と私の命名と命名祈願をしていただきました。
先生は長年教誨師(きょうかいし)として、東京、千葉刑務所で死刑因を教えさとし、まさに命懸け、真剣勝負の宗教活動を続けてこられました。死に直面し「極限に立った人間の本性」を見極め、そこから説かれる「心訓」に心が震え、「生を受け何にでも挑戦できる喜びと勇気」「人だからこそ知り得る深い感動のある人生」など数々の教えをいただきました。
私の名刺にある「四気心(しきしん)」もそうです。四気心とは・・・
①いまを大切にする「気じめる心」
②生活の基本である「気くばる心」
③自我を制する「気づかう心」
④人生の実感である「気づきの心」
の事です。この4つの心を持って、日々精進しなさいという教えです。

今回の祈願では
『苦を縁として信を起こす』
を教えて戴きました。初期仏教の経典である阿含経(あごんきょう)に記されています。
「縁」を「仏のはからい」として捉えます。「はからい」とは「経験、体験、挫折、悲劇といった生活の中で自分や自分の回りに起こることを示します」
「信」とは仏教の五信(信念、信心、信頼、信用、信義)のことです。
ですから「苦は仏様のはからいだから、これを機会にしっかりと五信を積みなさい」ということです。
紀元前から「ピンチはチャンス」という教えがあったのですね。


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